「よき変容∞」と「TDDモデル™」

組織にも個人にも、時を経て発生する変化は多々ありますが、
それだけではなく、ぜひ意図的に、
「よき変容∞」を創造していただきたいと思っています。
(「よき変容∞」とは「進化」と呼んでもいいかもしれません。)

その「よき変容∞(進化)」のために必要なことがあります。
それは、「どの領域で、どのような変容(進化)を望み、
どのような方針で、どのような望ましい未来をつくるのかを決め、
試行錯誤をしながらでも、能動的に行動を起こすこと」です。

□ 考える
□ 決める
□ 実行する

単純なことのようですが、この3つからなる「TDDモデル™」は、
組織と個人の「よき変容∞」への大きな力となります。

・「TDDモデル™」とは?
わたしがお勧めする、
「TDD(think-decide-do)考える・決める・実行する」というプロセスです。
(このプロセスを支えるのがわたしの仕事です。)

これは、「PDCA(plan-do-check-act)サイクル」よりも効果があります。
(なぜか?PDCAでは、多くの場合「プラン」を間違うからです。
では、なぜ「プラン」を間違うのか?「ミスウォンティング」が発生するからです。
「ミスウォンティング」とは?←また書くかもしれません。)

その「TDDモデル™」の鍵となるのが、
「セルフリーダーシップ」と「リーダーシップ」です。
これらは二段構えの構造になっています。

・「セルフリーダーシップ」とは?
「自分で考え、自分で決め、その自由と責任を具体的な行動をもって、
体現すること」です。(わたしは、これを「おのれシップ™」と呼んでいます。)

・「リーダーシップ」とは?
リーダー自身が「セルフリーダーシップ」を発揮するだけでなく、
チームメンバー全員が「セルフリーダーシップ」を発揮できるよう、
働きかけることです。

そのベースには、
「アカウンタビリティとレスポンシビリティ」という概念があります。

・「アカウンタビリティとレスポンシビリティ」とは?
共に「責任」と訳される言葉ですが、
わたしは、「アカウンタビリティ(accountability)=役割責任」
「レスポンシビリティ(responsibility)=実務責任」と訳しています。
これら二つの責任は、不可分で不可欠です。
(この件だけでも、研修やセッション等で、しっかりとお伝えできれば、
「よき変容∞」の手がかりになると思います。)

自分がよりよく変わるという体験をした人、
つまり、「自分の選択が新しい自分をつくる」ということを知っている人は、
どんな状況にあっても、健全な存在感を示すことができるでしょう。

そして、そのような魅力と実力のある人たちが増え、
力を存分に発揮できる組織が増えることこそ、わたしが心から願うものです。
「目標達成以上の状態をつくるための戦略と構造」その4つのステップという
ページもぜひご覧ください。)

あなたやあなたの組織にとっての「よき変容∞」とは?

わたしと協働することにご興味のある方は、ぜひご連絡くださいね。