「可愛げと迫力」を、それぞれもうちょっと発揮したいと思っている方に…
愛されキャラではあるけど、軽く扱われるのは困る。
頼りにされるのはいいけど、怖い人と思われるのは不本意。
バランスと言ってしまえばそうなのかもしれないけれど、
両立しようとして、結局どっちつかずになってしまうなら、それも本末転倒?
悩ましい。
が、悩まない。
きっと方法はあります。
(こういうの、わたしも10年前とか20年前に知りたかったな…。)
エンパワメント・チップス ~自家発電で「可愛げと迫力」を発揮する~
自家発電で「可愛げと迫力」を発揮するために役立つ10項目を紹介します。
「可愛げと迫力」は、言い換えると「魅力と実力」です。
これらが両方とも「十分に備わっている&発揮できている」と、
大抵のことは、どうにかなるのではないでしょうか。
(そういう人は既にどうにかなっている、と言ってもいいかもしれません。)
いわば、人としての「底力」のようなもの。
その「底力」をより「底上げ」するべく、
現状を確認し、強化しましょう!という提案です。
今、あなたに具体的な目標があってもなくても、
この「底力」が、可能性に対して重要な意味を持ってきます。
以下、その10項目です。
1. あなたは、自分のことを気に入っていますか?
2. 今のあなたは、ベストのあなたですか?
3. あなたは、自分に自信がありますか?
4. あなたは、意義のあるライフ(生活・人生)を送っていますか?
5. あなたは、学習機会を楽しんでいますか?
6. あなたには、夢や希望、目標がありますか?
7. あなたは、ご機嫌な人ですか?
8. あなたは、責任感があり、決めたことはやり遂げる人ですか?
9. あなたは、タフな決断を下し、行動を起こすことができますか?
10. あなたは、創造的で可能性に満ちていますか?
(いくつ「Yes!」と言えますか?)
ひとつずつ項目と強化のためのワークを紹介しますね。
1. あなたは、自分のことを気に入っていますか?
あまりこんなことを訊かれたくはないですけれどね。自分のことを「好き」と言えるほうがいいとは思います。少なくとも「好きじゃない」と言うよりは。でも、もっといいのは、自分のことを好きとか好きじゃないとか、そんなことを考えなくてもいいくらい、当たり前に自分を肯定できていることです。そして、誰かに好かれているとかいないとか、そんなことからも自由でいること。自分を受け入れるのに、完璧である必要はありません。欠点があっても、人はいつだって完全です。(ということにします。)足りないところに焦点を当てすぎないのも大切なことです。
ワーク:自分の気に入っているところを5個挙げてください。
そして、もう5個、追加してください。そのリストを時々眺めるもよし、忘れるもよし、です。
2. 今のあなたは、ベストのあなたですか?
今日は今日のベストのあなたです。完璧ではなくても、今日のあなたは暫定的にベストだとしましょう。新しいあなた、新しい一日。毎日、それが更新されます。今日のあなたにしか実現できない、今日のあなたがここにいます。自分の毎日に、自分で〇を付けるのは大切なことです。×を数える必要や、人に〇を付けてもらう必要はありません。(わたしは、日々「健全な記憶喪失」でありたいと思っています。)
ワーク:今日、あなたがやり遂げたことを3個挙げてください。
ちょっとしたことでも構いません。そして、労いの言葉を掛けましょう。
(いいこと探しと、なぜそんないいことが自分の身に起こったのか、
その理由を探るのもおすすめです。)
3. あなたは、自分に自信がありますか?
弱点がない人はいません。でも、自信過剰にふるまう必要も、自信のない自分を装う必要もないでしょう。(それは「ずるい」と思います。)普通にしていて、自信に満ちているという状態は想像できますか?(わたしにとって、それは「シュッとして、シャッとしている」という状態です。)誰かと比べる必要はありません。いつも堂々として、尊重されるあなたでいてください。
ワーク:あなたの魅力をひと言で言えますか?それをさらにパワーアップする方法は何ですか?
(ヒント:あなたの自信たっぷりのポーズを鏡に映してください。どんな風に見えますか?)
4. あなたは、意義のあるライフ(生活・人生)を送っていますか?
積極的な選択肢を選ぶとき、人は輝きます。生活を楽しみ、人生を面白く生きましょう。過去・現在・未来、そこに意味を与えるのは、あなたです。自分の座る椅子は、自分で用意することができます。誰かが招き入れてくれるまで、部屋の外で待つ必要はありません。自分の持っている力(時には魔法?)を使いましょう。
ワーク:どんなストーリーを生きたいですか?
そして、そのストーリーにふさわしいあなたは、どんな装いで、どんな歩き方をしていますか?
5. あなたは、学習機会を楽しんでいますか?
ご存じのように、知的であるとは、いわゆる勉強ができるということだけではありません。だから「わたしなんて」などと無責任なことは言わずに、いろいろなことを学び、あなたが持っているユニークな知性を活用しましょう。人は昔の自分に戻ることはできません。でも、自分のため、そして周囲の人たちや社会のために学び続けることはできます。あなたが学習し、その機会を楽しんでいる時、そこで生まれる変化や進化は、周りにもいい影響を及ぼします。
ワーク:今、何を学んでいますか?これから何を学びたいですか?
そこには、どんな喜びがありますか?あなたの智恵を役立てて、誰かと共有してください。
6. あなたには、夢や希望、目標がありますか?
夢や希望、目標があるなら、それらを口にすることを躊躇する必要はありません。もちろん、そのようなものがなくても構いませんし、誰にも言わないという選択肢もあるでしょう。いずれにしても、実現できるかどうかは、誰にもわからないことです。だから、まずは声に出して、手を伸ばしてみるというのはどうでしょう、という提案です。適切な目標(ただし執着しすぎないことが大切)は自分への期待となり、行動する力を生みます。実際に、ただピョンと跳ぶより、「よし、あそこまで跳ぼう!」と決めて跳ぶと、人は決めたところまで跳べるのです。これは実験済みです。
ワーク:あなたが欲しいもの、体験したいことは何ですか?
それらを手にすると決め、もしそうしたければ、宣言してください。
(ノートに書くという方法でも構いません。書くだけでも実現率は上がるでしょう。)
7. あなたは、ご機嫌な人ですか?
いつもご機嫌でいられるといいですね。でも、これは誰かにご機嫌を取ってもらうということではありません。いい気分でいるために、自分で用意できる効果的な方法を選びましょう。(他人を巻き込む必要はありません。)
ワーク:あなたの心や体の声を聞いてください。
今のあなたに必要なことは何ですか?意図的にケアしましょう。
8. あなたは、責任感があり、決めたことはやり遂げる人ですか?
ハードルはある程度、高く設定しましょう。大胆であることが大切なのです。「そこそこでいい」などと言わずに、出し惜しみなく、やり遂げるあなたでいてください。(そのほうが気持ちがいいと思うのですが、どうですか?)変化を起こそうとする時に、ノーリスクということはありません。ちょっと怖いくらいの時こそ、GOサインだと思うことにしましょう。(一度決めたことでも、変更は可能です。)
ワーク:あなたが負うにふさわしい責任は何ですか?
(これは人に負わされる責任ではありません。あなたが立候補して負う責任です。
つまり、やりたいことがベースになっているということです。)
もしその責任を果たすにあたり、リスクだと思っていることがあるなら、
それを乗り越えるためにできることは何ですか?
9. あなたは、タフな決断を下し、行動を起こすことができますか?
あなたはあなた自身のリーダーです。ゆえに、どんな場合でも、誰かに人生を代わってもらうことはできません。代わってもらうことができないからこそ、「決める」というのは、とてもエキサイティングな瞬間です。決断とは自分が矢印になることです。そして、周りの人たちにその矢印を行動で見せることです。初めの一歩にこそ、勇気は必要かもしれませんが、歩き出した人にしか、目にすることのできない景色が必ずあります。
ワーク:リーダーとしてのあなたは、どんな人ですか?
今この瞬間、決められること、決めたいことは何ですか?そして、次に起こす行動は?
あなたらしいリーダーシップを発揮して、足取り軽く行きましょう。
10. あなたは、創造的で可能性に満ちていますか?
自分をうまく使いましょう。天才とまではいかなくても、天才的な面はどんな人にもあると思うのです。自分に最も影響力を持つのは自分自身です。「可能性」にスイッチを入れ、「実現」していくのはあなたです。それはとても創造的なプロセスです。(わたしは、「できなかったことができるようになる」ということに、とても価値を感じています。)
ワーク:「もうやらないこと」を決めましょう。
蝶になるためには、毛虫やサナギでいることをやめなくてはいけないのです。
***
この10項目は、
「あなたは、〇〇ですか?」という問いかけで始まります。
日本語では、普段「あなたは?」と訊かれることは少ないと思うのですが、
今一度、我が身を振り返るには程よい強さの問いとなります。
***
「可愛げと迫力」は、言い換えると「魅力と実力」です。
「魅力と実力」には、「自己肯定感と自己効力感」が関係しています。
そして、「自己肯定感と自己効力感」が高いと、
いい変化を創造しやすいのです。
(「ビフォー・アフター」をつくるには、行動が必要だからですね。)
***
「可愛げと迫力」「魅力と実力」「自己肯定感と自己効力感」。
それぞれ、あなたが連想するイメージや言葉はありますか?
また、今のあなたは、何を、より強化したいですか?
(あるクライアントは、それをある日のセッションのテーマに挙げてきました。)
「可愛げと迫力」「魅力と実力」「自己肯定感と自己効力感」。
いい変化を創造するためには、いずれもセットで必要です。
あなたが「自分の持つ力」を、より自然に、自由に発揮できるよう、
この10項目をぜひ活用して「底力」を強化してください。
(ひとつずつじっくりと、でも早急に取り組んでもらえると嬉しいです。)
1. あなたは、自分のことを気に入っていますか?
2. 今のあなたは、ベストのあなたですか?
3. あなたは、自分に自信がありますか?
4. あなたは、意義のあるライフ(生活・人生)を送っていますか?
5. あなたは、学習機会を楽しんでいますか?
6. あなたには、夢や希望、目標がありますか?
7. あなたは、ご機嫌な人ですか?
8. あなたは、責任感があり、決めたことはやり遂げる人ですか?
9. あなたは、タフな決断を下し、行動を起こすことができますか?
10. あなたは、創造的で可能性に満ちていますか?
ぜひ、あなたの「底力」を「底上げ」して、
素敵な「ビフォー・アフター」をつくってください。
***
また、この10項目を元に
「オンライン・ミニセッション(30分)」を受けたい方は、ぜひご連絡くださいね。
よりお役に立てると思います。
Enjoy your life!
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