『地下鉄のザジ』と『ぼんぼん すふぃあ:カトリーヌ・ボンボンの内なる世界』

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原作は、1959年のレーモン・クノーの同タイトルの小説。(映画化は1960年。)

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ルイ・マル監督(1932 – 1995)ならではのセンスと演出の効いたコメディ。地下鉄に乗るのを楽しみに地方から出てきた10歳の少女ザジは、2日間パリに住む親戚のガブリエルおじさんに預けられる。ところが、お目当ての地下鉄に乗れないと知らされ、ザジはおじさんの元を抜け出し、パリの街へと繰り出す。

わたしの好きな映画に『地下鉄のザジ』があります。
いつ観ても主人公ザジの神出鬼没ぶりには心が躍ります。
映画の中のザジはまだ幼い少女ですが、
彼女の大人になった姿は、想像するだけで楽しくなります。
そう、ザジはわたしでもあるのです。

そう「あとがき」に書いた、わたしの本はこちらです。

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ザジを演じた「カトリーヌ・ドモンジョ」と拙著の「カトリーヌ・ボンボン」が同じ「カトリーヌ」という名前であることに、今、気がつきました!

カトリーヌ (Catherine, Catarine)は、フランス語圏の女性名。ギリシア語で「純粋」という意味を持つ「カタロス」(καθαρός, katharos)という言葉に由来する、とのこと。

ウィキペディアのカトリーヌ・ドモンジョの欄には、アニメの『ヤッターマン』の「ドロンジョ」のモデルとなっている、とあるのですが、それはどうかな?(「ドモンジョ」から「ドロンジョ」?)
ただし、「ドロンジョ=身長173cm」とあり、またしても長身!

「ザジ」と「ドロンジョ」を並べてみると、「何がどうなって、そういう仕上がりに?」という記事にも書いた、「奔放な小さい子」と「やり手の長身美女」のミックスに、わたしの根源的な志向があるのだと思いますね。これはもう隠しようがありません。

ちなみに「カトリーヌ・ボンボン」の身長は168cmで、まだこれから伸びるかも、という設定です。
ぜひ、こちらもお手に取ってご覧ください。

出版の経緯などは、こちらに書きました。
ぼんぼん すふぃあ:カトリーヌ・ボンボンの内なる世界
そのチラ見せも。

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Enjoy your life!

 

ジョナサン・ケイナーの「目的」に関する言葉

今も、時々この言葉を思い出します。
2011年秋の「ジョナサン・ケイナー(占星術師)」の言葉です。

彼のサイトはこちらです。
https://www.cainer.com/japan/

(ジョナサンが亡くなった現在、甥のオスカー・ケイナーが継いでいます。)

私たちは株を取引するために地球に送られてきたわけではありません。
満足のいかない仕事をしたり、欲求不満の絶えない状況に取り組んだりするために、
ここに来たわけでもありません。
私たちは次のようなことをするために地球にやってきました。

1) すばらしい発見をする。
2) 有意義な体験を誰かと共有する。
3) 自分を感化してくれるものを見つけ、それに従う。
4) 創造性・愛・優しさを発揮し、幸せになる。

でも、私たちは上記の目的を忘れてしまうことがあります。
自分の直面している状況に心を奪われ、
それらの目的を思い出させなくなることもあります。
今、あなたは心配事を抱えているかもしれません。
にもかかわらず、あなたの心を喜びで満たす体験は、
あなたが思っているよりも近くにあります。

どんな言葉も、役立てようと思えば、役立てることができます。

そのつもりで「いいアンテナやセンサー」を持っていたいですね。

Enjoy your life!

『Things In Life』:信念

デニス・ブラウンの『Things In Life』。

ゆるくて、素敵。

歌詞のこの部分がいい。

It’s not everyday we’re gonna be the same way
There must be a change somehow
There are bad times and good times too
So have a little faith in what you do

私たちが毎日同じようになるわけではない
何とか変更が必要です
悪い時も良い時もある
あなたがしていることについて少し信念を持ってください

はい。

信念を…。

Enjoy your life!

 

『経験と教育』:門を通って、遥かな世界へ

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読みながら、「面倒くさい訳だなぁ、これはきっと原語がドイツ語に違いない」、
なんて思っていたのですが、アメリカ人だった…。あはは。

著者は、ジョン・デューイ

印象に残ったのは2カ所。

(p47)
……すべての経験は緑門(アーチ)、その門を通して、
未踏の世界が仄かに見え、その境界は、遠く彼方に消えゆく、
永遠に、永遠に、私が進みゆくにつれて。

アルフレッド・テニスンの詩「ユリシーズ」より

(引用元にあたるのは「対訳テニスン詩集―イギリス詩人選〈5〉(岩波文庫)」かな。)

(p121)
教育者は他のどのような職業人よりも、
遠い将来を見定めることに関わっているのである。

(中略:医者や弁護士の仕事を例に出しています。)
教育者は、自分の仕事の性質そのものから、自分のしている現在の仕事を、
その目的に関連づけられている将来のために、何が成し遂げられるのか、
あるいは失敗するのは何かといった見地から見定めなければならないのである。

知る、識る、わかる、学ぶ、そして教育する、ということの途方もなさと、
勇気をもって、その道を進むこと、でしょうか。

 

『デジデリオ・ラビリンス』&『前世への冒険 ルネサンスの天才彫刻家を追って』:あの頃のフィレンツェが目の前に立ち上がるから、それは…

 
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元々は1995年に『デジデリオ・ラビリンス―1464・フィレンツェの遺言』のタイトルで
出版されたものが、2000年に『デジデリオ 前世への冒険』に。

さらに2006年に加筆修正のうえ文庫本になったのが、
前世への冒険 ルネサンスの天才彫刻家を追って(知恵の森文庫)」です。

「デジデリオという、ルネサンス期にフィレンツェで活躍した美貌の彫刻家が、
500年前のあなたです。」

そう占いの人に言われたことがきっかけで、イタリアまで行くことになってしまった著者。
まるで、デジデリオが呼び寄せてでもいるかのごとく、相次ぐ偶然の発見に、
驚愕と深い懐疑を抱きながら、時空を超えて自分を検証する、
スリリングで不可思議な冒険旅行記です。

「あなた、前世では才能があったし、きれいだったし、
男からも女からもちやほやされて愛されたんやけど、
欲情にまみれて享楽的な人生を送ったから、今世でがっくり格が落ちたんや」

とか言われて…。

著者がイタリアへ持って行く紹介状の件では…
これでいいのだ。組織が発行した証明書や看板の力に頼って生きるより、
自分で肩書きを決め、自分で箔をつけて生きる方が、むしろ爽快だ。
これからも、ずっとこうやって生きて行こう、と思った。

と。

フィレンツェでの調査の中、ある老神父が、
「日本?お前たちは日本人か。もう北方領土はロシアから全部返してもらったか?」
と言うのも笑えた。

エンディングでは…
旅が終わった時、一つの宝物を手にしていた。
それは、「人間はどこから来て、やがてどこへ帰るのかわからない。
けれど、どこから来て、どこへ帰るにしても、
人生は心からしたいと望むことをするためにある」という確信である。

との言葉。沁みます。

***

これは、女優・杏さんの主演で2011年に放映されたドラマ、
「フィレンツェ・ラビリンス~15世紀の私を探して」の原作本でもあります。

こちらに動画があります。
実際に旅の中で確認された彫刻や建物が映っていますね。
ドラマでは、「するのは失敗。しないのは大失敗」というイタリアのことわざも出てきます。

***

著者の森下典子さんは、多くの素敵な本を書いていて、その一つがこちらです。

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『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』:ゴールのない恐ろしくも幸福な道
もぜひご覧ください。

 

『希望のつくり方』:行動によって何かを実現しようとする気持ち


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この本に、希望の定義が書かれていました。

希望とは?
Hope is a Wish for Something to Come True by Action
行動によって何かを実現しようとする気持ち

明快です。

行動によって!実現!
あなたは何を実現しますか?

実現するかどうかを、「確率」ではなく、
「可能性」に焦点を当てて、実際に動いてみれば、新しい世界がひらけたりします。
つまりは「やってみたら?」です。
(この場合は、「体現」という言葉のほうがピッタリですね。)

本には、「変わる」と「変える」の違いについても書かれています。

参考:希望学

「勇気・元気・覇気」ですよ。

Enjoy your life!

 

『サイエンス・インポッシブル』:不可能は相対的なもの

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サブタイトルは「SF世界は実現可能か」。
まるで、科学のカタログ本です。

本の冒頭は、アインシュタインの言葉。
「一見ばかげていないアイデアには、見込みがない。」

あははー。見込みが、ない…。

『スター・ウォーズ』のライトセーバーや『スター・トレック』の転送装置、
『A.I.』のロボットなど、おなじみのSFテクノロジーが続々と登場します。

それら15のテクノロジーを、
「不可能レベル1、2、3」に分け、物理学者ならではの専門的知識を交えて語ります。

不可能レベル1:現時点では不可能だが、
既知の物理法則には反しておらず、今世紀か来世紀には可能になるレベル。

不可能レベル2:ギリギリ現在の物理法則で理解できるが、
実現するのは数千年から数百万年先というレベル。

不可能レベル3:既知の物理法則に反するため、実現不可能とされるレベル。

(そして、そのほとんどが不可能レベル1とのこと。)

理論の受け入れには4つの段階がある。
ⅰ. 役立たずでナンセンスだ
ⅱ. 興味深いが間違っている
ⅲ. 正しいが大したことじゃない
ⅳ. だからいつもそう言っていたじゃないか

J・B・S・ホールデン 1963年)

著者のミチオ・カクも、「不可能」は相対的なものだと言うのです。

えーっと。
感想としては、「わたしは、お尻が落ち着きません」です。

 

『キュリアス・マインド』:好奇心の行方


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サブタイトルは、「ぼくらが科学者になったわけ」。

世界的権威の科学者たちは、どのような子ども時代を過ごしてきたのか。
何に興味を持ち、何に影響を受け、どんな家庭に育ち、何を考えて成長してきたのか。
ノーベル賞受賞者を含む27人のインタビューで構成されています。

この本に登場する27人の中には、14歳で大学入学という経歴を持つ人が複数いるのは事実です。
でも誰もが一直線にその道を歩んでいるわけではありません。
途中、ドロップアウトしたかに見える人も、
その後、科学者としての道に入り直しているのです。

様々な経緯をたどる中で、共通点と言えるのは、
彼らが子どもの頃から本が好きだったこと。

既に大人であるわたしたちも、
自分の好奇心の行方に、今一度、目を向けたいところです。

***

パブロフの遺言は、次のような警告で締めくくられているそうです。

「科学は、その人の全人生を要求するものだということを
心にとめておいてください。
たとえ、あなたに命がふたつあっても足りないほどです。
研究と探求に情熱を注ぎなさい。 」

科学者でなくても、胸に留めたい言葉ですね。

 

『迷いの晴れる時間術』:ただし、これはタイムマネジメントの本ではありません

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本には、「時間志向性」を調べるアセスメントがついています。

スタンフォード大学フィリップ・ジンバルド名誉教授による時間志向性。

ジンバルド時間展望質問紙(ZTPII)

過去肯定型とは、過去の経験や出来事に対して、郷愁的で温かな態度を示すことをいう。昔を懐かしみ、過去を郷愁する時間展望であるといってよい。

過去否定型とは、過去の経験や出来事に対して、否定的で嫌悪的な態度を示すことをいう。実際に、過去にひどく嫌なことがあったかどうかは別にして、主観的に、過去を嫌悪する場合がこれにあたる。

現在快楽型とは、時間や人生に対して刹那的で享楽的な態度を示すことをいう。今が楽しければいいという享楽的な態度は、現在に固執する短視眼的な生き方を肯定する。

現在運命型とは、現状や今の人生に対して、運命的で無力的な態度を示すことをいう。希望のなさや無力感に支配された時間の見方である。

未来型とは、将来に対して計画的で禁欲的な態度を示すことをいう。明日の人生を思い描いて、現在の刻苦を我慢する。辛抱をよしとするわが国では、もともと多く信奉されてきた時間のあり方だ。

超越未来型とは、肉体が滅んだ後にも続く永遠の未来を志向する。輪廻や来世の思想が深く身についていれば、個人の生を超越した時間の展望を持つようになる。その反面、生が疎かにされてしまうこともある。

このナレッジを基本として、「時間に関する感覚」を意図的に活用した場合、
わたしたちの今日、そして明日は、どう違ってくるでしょうか?

(わたしのセッションでは、「時間感覚」の活用も扱います。)